特殊清掃作業の増加

2016年7月17日

毎年6月から10月過ぎ頃まで、レリックでは特殊清掃作業のご依頼が多くなります。

7月に入ってからも、既に数多くの相談・ご依頼があり、夏の恐ろしさを感じております。

本日の日本経済新聞には、6月の熱中症搬送者が3558人で半数が65歳以上と掲載されております。

総務省消防庁は7月16日の半月で、全国の熱中症による搬送者数が3558人である事を発表し、65歳以上の高齢者が48%を占めているとのこと。

その内、搬送先にてお亡くなりになられたのは3人。

前年同月比で、搬送者数は526人、死者は1人の増加となっています。

3週間以上の入院を要する方は70人の重症者。
短期の入院を要する中症者は1073人。

都道府県別では、沖縄が249人で最も多く、大阪の209人、東京の207人となっている。

お亡くなりになられた方の都道府県は、北海道・山形・岡山で各1名となっています。

レリックの様に、生前・遺品整理・特殊清掃の専門会社では、気温が上がるにつれて、問合せの電話の増加傾向にあります。

愛知県・名古屋のみではなく、全国的に多くなるという実績があります。

これには先に述べた熱中症によるものも多く、救急車にて、搬送されるケースは良いのですが、一人暮らしの高齢者の方は、救急車を呼ぶことも出来なくなり、居室内にて誰にも看取られることなく亡くなってしまう事が多いからです。

十分に水分を取らず、エアコンなどで室内の温度調節もしないままで過ごされる高齢者がとても多く、気付かない内に脱水症状となり熱中症と繋がってしまいます。

自己管理はもちろんですが、近隣の方もご近所に高齢者がお住まいであれば、少し気にかけて頂き、最悪のケースを未然に防ぐ取り組みをお願いしたいです。

この時期に、居室にてお亡くなりになられてしまうと、3日ほどで腐敗が始まってしまい、血液・体液が流れてしまい、害虫・悪臭も発生してしまいます。

勿論、腐敗が進んでしまうと、ご遺体の状況によっては、ご家族も最期のお顔も見れなくなってしまいます。
すなわち、最期のお別れがしっかり出来なくなってしまうのです。

我々レリックでは、この仕事を通して、業界から特殊清掃サービスを無くす為の取り組みに力を入れております。

セミナーや声かけ、家財の寄付から住環境を整えてもらうこと。

1つ1つの小さな取り組みを、地域全体へ伝播させて、更に全国へと伝播して行きたいと強く思っております。

地域の繋がりを改めて構築し、住みやすい街づくりに貢献できる様に尽力して行きます。

万が一、特殊清掃サービスが必要となってしまったご遺族様は、パニック状態となってしまい、適切な判断も出来ない状態となってしまいます。

清掃業者の中には、良い業者・悪い業者が存在しております。
特殊清掃を要するお部屋では、害虫・悪臭が発生しており、とても一般の方では長時間室内にいることは困難であります。
そこを狙い、現金・貴金属などを盗む業者も存在してしまっております。

大切な方の突然の死を告げられ、お葬儀・その他諸手続きで時間のない中と存じますが、大切な方の大切な想い出をなくしてしまわない様に、整理・清掃業者の選定には、作業費だけでなく、本当に任せて安心なのか?

作業内容をしっかり確認し、ご依頼して頂きたいです。

レリックでは、最期のお手伝いだからこそ、ご遺族様の想いをしっかり確認し、ご遺族様・近隣住民の方・管理会社など、全ての方に安心を届けさせていただきます。

遺品整理など事前の相談も受けさせて頂いております。
業者数もとても多くなっておりますので、見積りも1社ではなく、最低3社とって頂き、金額・内容共にご納得できる業者へのご依頼をお願いします。

中部地区・関西地区にて、対応させて頂いております。
ご相談・お問合せは、家財整理・特殊清掃専門のレリックへお願いします。

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