2019年5月7日
2019年5月17日(金) 一般社団法人 日本少額短期保険協会主催の孤独死対策サミット2019が開催されます。
孤独死の現状から早期発見につながる取組みの紹介まで、物件オーナー様・管理会社様必見のイベントとなっており、レリック神野が代表理事を務めている一般社団法人 家財整理相談窓口も貴重なお時間を頂き、家財整理・孤立死についての現状をお話しさせて頂きます。
社会問題にもなっている核家族化・超高齢社会・疎遠が発生原因ともなってしまっている孤立死ですが、私の考える対策方法は、見守りサービスなどを利用することもそうですが、地域社会・全ての人が孤立死が起きてほしくないという他人事のような考えではなく、孤立死を起こさせない!という考えに変えていかなければならないと思います。
レリックでも様々なイベントでセミナーを行わせて頂いておりますが、孤立死をテーマにお話しさせて頂くと、ほとんどの方が自宅周辺で起きてほしくはないと仰られます。
自宅周辺で起きてほしくないのは、誰しも当たり前に思う事であって、起きてほしいという方は存在しません。
しかし、何か見守り・声がけなどの対策をしているかというと、何もしておらず、いざ孤立死が発生してしまうと、ご遺族様に対して、臭いの問題や虫の大量発生について、早期対応を求める声や、なんで小まめに連絡を取っていないのか?など、遺族を責めるばかりの声が多い現状を感じます。
孤立死発生から日数が経過(3日~)すると、腐敗が始まり、虫や臭いが出てきます。
集合住宅などの賃貸物件ではもちろんですが、戸建ての住宅であっても、近隣にまで臭いが漂うほどです。
居室内(ご自宅)でお亡くなりになられること自体は決して悪い事ではないと思いますが、故人様を腐敗させてはいけない!
ここには、地域の皆さんが孤立死の実態・現状を知る事で、起きてほしくないという考えから起こさせない!と意識を変える事がとても大切なことだと思います。
今回の孤独死対策サミットや、他のセミナーで、地道な活動となりますが、少しでも多くの方々に孤立死の現実を知っていただき、意識付けを行っていきます。