愛知県半田市での遺品整理

遺品整理のビフォーアフター

愛知県半田市にて遺品整理のご依頼を頂きました。

半田市は、名古屋市の南、中部国際空港の東にあり、知多半島の中央部東側に位置しています。昭和12年に誕生し、平成20年の春には人口が12万人に達しました。平成29年1月度の調査では総人口118,919人となっております。
古くから海運業、醸造業などで栄え、知多地域の政治・経済・文化の中心都市として発展してきた市です。

半田市の象徴は、「山車」・「蔵」・「南吉」・「赤レンガ」。山車祭りの歴史は古く、300年余の歴史があり、その伝統や文化を現在に受け継いでいます。春に曳き廻される山車は、精緻を極めた彫刻、華麗な刺繍幕、精巧なからくり人形などが備えられ、その壮観な姿は「はんだびと」の誇りです。なかでも「亀崎潮干祭の山車行事」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。また、5年に一度、各地区の山車31台が勢揃いする「はんだ山車まつり」は50万人もの観客が訪れる歴史あるお祭りが有名です。

今回のご依頼者様は、故人様のお兄様で、ご兄弟は、それぞれ離れて暮らされており、故人様のお家に入られたのは今回の遺品整理と合わせて2回目だったそうです。
物件は、２DKのマンション４階で、エレベーターなしの手降ろしでの遺品整理作業でした。

故人様は、病院にてお亡くなりになられ、お兄様が故人様のお家に入られたときに、遺されたご遺品の多さに、どの様にして片付けていけばよいのか？
大変悩まれて、遺品整理業者へ依頼をしよう！と決められたそうです。

室内は、とても整理されており、趣味が音楽鑑賞であることが明確なほどCDが並べられておりました。
また、小説や地域特有の書籍なども本棚に並べられておりました。

お一人暮らしだった故人様は、ご自身でワイシャツやハンカチのアイロンがけを行ってお仕事に行かれていたようです。
和室には、綺麗にハンガー掛けされたワイシャツ・スーツ・ネクタイが整理されており、本当に几帳面な方であったのだと、遺品整理をさせて頂きながら感じました。

故人様は、食事も自炊されていたようで、男性のお一人暮らしには珍しいほどキッチンも整理・掃除もされており、とてもきれいでした。
お水のペットボトルが大量にありましたが、健康の為に基本的にお水をストックされていたのかなと思いました。

我々整理人から見ると、全体的に残されたご遺品の量としては多い方ではなく、必要なものと趣味のものがあり、不要なものはないという感じでした。

押し入れからは、甥っ子・姪っ子からいただいたであろう、故人様の似顔絵や、資格取得の修了証や感謝状などが多く保管されておりました。
働かれていた会社では、多大な功績を残されたことと思います。

捜索品として、貴重品はもちろんですが、賃貸物件契約書の捜索依頼を頂いておりました。
書類やカバンの中など、一つ一つ手に取り、捜索いたしましたが、賃貸物件契約書については、発見することができませんでした。
その他、印鑑登録証や写真、現金などをお渡しすることができ、ご依頼者様からも、「短時間で、想い出の品物も見つけてくれて、掃除も行ってくれてありがとうございます。」と、とてもありがたいお言葉を頂きました。

今回の遺品整理では、メガネ・靴・形見分けされなかった感謝状や修了証などを供養品としてお預かりさせて頂きました。
合同供養終了後には供養を執り行わせて頂いている際の写真と、僧侶より頂く供養証明証を送らせて頂きます。

その他、整理させて頂いたご遺品（家具など）は、新たな場所で必要な方に使って頂けるように、清掃した後に寄付品として有効活用させて頂きます。
家財整理（生前整理・遺品整理・空家整理）専門会社として、今後も社会につなげる家財整理のお手伝いをさせて頂きます。