遺品整理のビフォーアフター
当物件は、2月の寒い時期に管理会社様より連絡を頂き、緊急対応させて頂いた物件です。
こたつに入ったままお亡くなりになられており、警察より早い段階で事件性が無いと判断されて入室可能となり、即室内の初期消臭・除菌と汚れてしまった部分の梱包撤去を行わせて頂きました。
翌日に残りの遺品整理を行わせて頂き、故人様が身寄りのない方であったために、管理会社様へ貴重品等々をお渡しさせて頂きました。
カーペットを剥がしてみると、フローリングにもしっかりと血液・体液が染み込んでしまっており、現状のまま消臭機を稼働させても意味のない作業となってしまう旨を管理会社様へお伝えし、フローリングを剥がす作業を行わせて頂きました。
ここまで染み込んでしまっていると、フローリングの下のコンクリートにまで流れ込んでしまっているケースが多いので、しっかりと的確な薬剤を使用して清掃を行っていきます。
フローリングを剥がした後は、クッション材もしっかり取り除き、体液を浮かす薬剤と血液分解のできる洗剤等を使用し、徹底的に清掃していきます。
クロスも全て剥がさせて頂き、サッシ・窓にハエが運んで付着してしまった、血液・体液も取り除いていきます。
ここまでの清掃が終わると、死臭もほぼ消えており、最終の仕上げとしてオゾン消臭機を設置稼働させます。
管理会社様も作業完了お引渡し時には、臭いが取り切れていることに驚かれておりました。
間取り | 1K |
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作業時間 | 4時間 |
作業人数 | 3名 |
作業料金 | 116,000円 |
初期消臭・除菌作業と遺品整理に要した時間は約4時間で、その後のフローリング・クロス撤去・最終消臭には、全部で15時間ほどで完了となりました。