愛知県西尾市での遺品整理・特殊清掃

遺品整理のビフォーアフター

管理会社様からの紹介で遺品整理・特殊清掃のご依頼を頂きました。
物件は西尾市でも海に近い場所で、故人様も釣りが趣味だったそうです。
玄関にはいつでも釣りに行けるように竿や網がおいてあり、室内にも釣りの仕掛けなどがたくさん作られておりました。

故人様は床の上でお亡くなりになられており、死後1か月ほど経過してしまっていた様です。
ご遺族様からは、基本的な貴重品以外は全て撤去してくださいとの事でした。
また、管理会社様からの原状回復は血液・体液の除去と消臭作業が最低限の原状回復との事でしたので、室内のクロス・フロアタイルの撤去も同時に行わせていただく事としました。

家財の量はそれほど多くなく、遺品整理作業はスムーズに行えました。
貴重品・想い出の品物もご遺族様にお渡し出来て、故人様の趣味だった釣り道具はレリックにてしっかり故人様を想い供養させて頂きました。

遺品整理後は、室内のクロス・フロアタイルの撤去作業に入ります。
当物件ではそこまで血液・体液が流れ出している状態には見受けられなかったですが、フロアタイルを剥がすとその下にクッションフロアが出てきて、若干の血液・体液が染み込んでおりました。
クッションフロアも剥がし、基礎の清掃を丁寧に行い、除菌剤・消臭剤を室内前面に噴霧して、オゾン消臭機を稼働させて頂きました。

特殊清掃では、丁寧な清掃を行うことにより、消臭機を稼働させる前に約8割方の臭いが取り除けます。
レリックでオゾン消臭機を稼働させるのは、仕上げの作業となります。
石膏ボードに入り込んだ臭いの分子を分解させていく作業なのです。

どれだけ高性能なオゾン消臭機を用いても、清掃が十分でない限り死臭の除去はできません。
室内の構造や状況判断をしっかり行い、清掃を徹底的に行う必要があります。

これらをしっかり確認施行することで、最終的な費用も無駄なことが無いために抑えることが可能となります。
レリックでは、無駄な費用を抑えるためにも、しっかりと段階を追っての見積もりからスタートします。

お引渡し時には、ご遺族様・管理会社様共に喜んでくださいました。